2010年6月15日火曜日

デザインコンセプト特別講義 6月2日

澄川伸一

ソニーのデザイナーでウォークマン、カメラ、などをデザインしており、独立後には自転車立てや薬の錠剤を入れるためのケースなどでグッドデザインを受賞しています。いいデザインにするコツは締め切りの2日前くらいに終わらせてブラッシュアップすることが大事と言われていました。ポートフォリオの作り方についても教えていただき、まず完成度が高くないと駄目であるといっていました。そしてアイデアの出し方としてすべてのヒントは現場にあるということでデザインされたウォークマンを例に出して教えていただきました。アメリカにいたころに腰につけてもらうようにデザインしたウォークマンがみんな手に持って使っていた事からハンディウォークマンを思いつき、それが製品化されたということでした。さらにプライオリティーをつける、粘土でまずは作ってみるなど、いろいろなアイデアの出し方を教えていただき参考にさせていただきました。粘土で作ってみるというのは実際に使わせていただきました。やってみたところ、普段のスケッチだけでは出てこないような形が浮かんできたりしたのでこれからも有効に使わせていただきます。

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